当院は、妊娠16週以降の健診の際に毎回、腹部超音波検査を行っております。
赤ちゃんが順調に発育しているか、また羊水量など子宮内環境に異常が無いかをチェックしております。
超音波検査には限界があり、赤ちゃんの全てのことがわかるわけではありません。ただ、現在の超音波検査では、赤ちゃんの色々なことが出生前に疑われることがあります。当院では、超音波で知りえる疾患が疑われた場合、お話しさせていただいてよいか、事前に確認させて頂いております。その上で、ご希望される方には、ご説明し、赤ちゃんにとって必要と考えられる場合は、高次医療機関にご紹介させて頂いております。
当院では、妊娠20週前後、28週前後に、集中的なエコー検査をしております。
近年、高次医療機関にご相談させて頂いた方には次のようなものがあります。
一方で、出生後に判明したものには次のようなものがあります。
- 母斑
- 軽度の内反足、外反足
- 単独口蓋裂
- 心室中隔欠損症
- 合趾症
- 多指症
赤ちゃんが順調に発育しているか、また羊水量など子宮内環境に異常が無いかをチェックしております。
全ての疾患が出生前に判明することはありえませんし、超音波で見えないこともあります。ただ、超音波検査で出生前にある疾患が疑われた場合、高次医療機関で精査して頂いたり、必要であれば出生前に準備をして頂く事によって、赤ちゃんへの治療がスムーズに行われる可能性があります。中には、出生直後から治療介入が必要な病気もあります。
当院は主に広島市民病院にご紹介させて頂いております。私どもは同病院の先生方、スタッフの皆様方に大変にお世話になっており、心より御礼申し上げます。
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